コラム COLUMN

2020年 7月1日 プレート看板の製作や印刷を行うときのポイント

お店の看板や駐車場の案内、「館内禁煙」といった警告用のプレートなど、街中を見渡すとさまざまなプレート看板を見かけます。

 

一口にプレート看板といっても、素材や用途などによって種類はさまざまです。

 

オリジナリティがあって多くの人の目に留まるような看板を作成するうえで、知っておきたいポイントをまとめました。

 

プレート看板とはどんなもの?

プレート看板とは、アクリル板やアルミ複合板などに、出力したフィルムやインクジェットシートを貼り、壁面やフェンス等に掲げる看板のことです。

 

店舗や事業所の入口天井や屋上などに設置されることが多いですが、車通りの多い路面店では走行中の車から確認しやすいようスチール鉄骨脚を組んで自立式看板としたプレート看板もあります。

 

形状もさまざまで、文字やロゴ、キャラクターの図柄などに合わせて切り抜いた看板もあり、オリジナリティのある看板を制作することで多くの人の目を惹く効果が期待されます。

 

プレート看板は通常、プレートの四隅に取り付け用の穴が空いており、針金やビスなどで壁面やフェンスに取り付けられるようになっています。軽量素材を使ったプレート看板だと、両面テープや接着剤で設置できるものもあります。

 

プレート看板の素材

屋外に設置するものですから、風雨や紫外線などに強い耐久性に優れた素材を使用します。

 

古くから使用されている素材にはトタン板やブリキ板などがありますが、サビなどの腐食が目立ち、耐久性の点で難があるとされてきました。

 

そこで、戦後になって普及したのがアクリル板を使用したプレート看板です。

 

アクリル板は、乳白色や透明などの色があり、光を通す素材であることから内照式の看板にも適しています。

腐食する心配もなく、切ったり曲げたり、穴を開けたりと加工性に優れていることも特徴の一つです。

 

このほか最近では、アルミ複合板を使った看板も増えています。

発泡樹脂をアルミ板で挟み込んだ合成板材で、耐久性に優れ、また軽量であることから施工しやすいとして人気が高まっています。

 

プレート看板の用途について

プレート看板は、店舗や事業所の場所をわかりやすく伝える手段だけでなく、広告やイベントの案内、注意書きなど、多様な用途で使われています。

 

もっともメジャーなのが、店舗や事業所の入口に掲げるプレート看板でしょう。

店名、ロゴ、キャラクター、電話番号などを掲載し、多くの人に事業所の存在をアピールする広告物としても活躍します。

 

広告としてのプレート看板なら、テナントビルの屋上広告や道路沿いなどで見かける野立て看板もあります。

 

このほか駐車場では、「お客様専用駐車場」「月極駐車場」などの案内でプレート看板が多用されますし、テナントビルやアパートなどの「入居者募集」の看板、「立入禁止」や「防犯カメラ作動中」といった防犯目的の看板など、実に多くのところでプレート看板が使用されています。

 

アルミ複合板とは

プレート看板の素材として近年需要が増えているのが、アルミ複合板です。

 

アルミ複合板とは、薄いアルミ板(アルミシート)で発泡樹脂をサンドイッチした合成板材です。軽量で加工しやすいほか、耐久性や平滑性に優れているとして、近年需要が高まっている素材の一つです。

 

ここで、アルミ複合板の特徴について紹介しましょう。

 

軽量で加工しやすい

アルミ複合板のいちばんの特徴は、軽量で加工がしやすいことです。同じサイズのアルミ板で制作した看板と比べればはるかに軽く、持ち運びや設置する際も便利。また、ルーターやパネルソーといった専用の切断機でなくとも、カッターナイフなどで切断することも可能ですし、穴開けも容易にできます。

 

作成や設置工事など工期の短縮にもつながる点もメリットの一つです。

 

耐久性に優れた素材

表面のアルミ板には特殊塗装が施されており、風雨や紫外線に強いほか、耐汚染性、耐磨耗性にも優れています。

 

もちろん、鉄やブリキのようにサビが生じることもほとんどなく、メンテナンスも容易です。内部の発泡樹脂も耐水性に優れた素材のため、腐食などの心配も不要です。

 

平滑性にも優れている

剛性の高い素材で、環境変化によるひずみなどが生じにくいため、いつでもフラットな状態を保てます。気温の変化による膨張もなく、反ったりヒビが入ったりする心配もありません。

 

プレート看板の取り付け方について

プレート看板は、素材や取り付ける環境などによって取り付け方は異なります。

 

たとえば、フェンスに取り付ける場合は、プレート看板の四隅に取り付け用の穴を空け、針金やシンシュロックなどで括り付けるのが一般的です。

 

また、壁面に取り付ける場合は、ステンレスの枠などを設けてはめ込むタイプもあれば、プレート看板をそのままビスなどで取り付けられるものもあります。

 

さらに、比較的に小さく軽量素材を使ったプレート看板であれば、両面テープや接着剤で設置できるものもあります。

 

サイズや重量にもよりますが、特に店舗や事業所の入口天井に設置するプレート看板であれば、業者に依頼したほうが安全です。設置にかかる費用や、施工まで対応できるかも含めて業者選びをするのも一手でしょう。

 

ビスを使った取り付け方法

確実に固定したいときは、ビスを使った取り付けが安心です。

プレート看板の四隅に穴を開け、壁面の材質に適したビスでプレートを設置します。

 

設置する際には壁面に適したビスを選んだり、ドリルなどの道具が必要となったりします。素人が対応すると、ビスの頭が目立つといった失敗例もありますので、専門業者に依頼した方が良いでしょう。

 

両面テープや接着剤を使った取り付け方法

アルミ複合板など軽量なプレート看板を設置する場合に適した方法です。

 

プレートの裏面に両面テープや接着剤をつけて、壁面に取付けるだけですから施工は簡単。設置場所などによっては、業者の手を借りずにできるでしょう。

 

なお、サイズの大きなプレート看板や壁面に凹凸のある場合は、業者に相談した方が安心です。

また、看板を撤去する際に接着剤の跡が残ることもありますので、テナントビルの場合は注意が必要です。

 

下地の板材を使った取り付け方法

凹凸のある壁面への設置や、撤去後に痕跡が残らないようする方法として、プレート看板より一回り小さな板をビスで取り付け、その上にプレート看板を取り付けるという方法もあります。

 

ビスの頭もプレート看板で隠せるので見栄えも良く、確実に固定することができます。

 

銀の汐メディアワークスのプレート看板について

銀の汐メディアワークスでは、強くて軽いアルミ複合板を中心に、店舗看板や駐車場案内などさまざまな用途で使用できるプレート看板を制作しています。

 

作成したい看板のデザインやサイズなどご要望を伺ったうえで、デザインや素材などをご提案。変形サイズの加工なども可能ですから、より細かなご要望にもお応えします。

 

デザイン確定後、最短2~3日でご希望の場所に納品します(特殊加工や素材の在庫状況によって、納期までの日数が増えることもあります)。

 

配送は運送便にてご希望の場所へお届け(別途送料)。広島市近郊であれば、当社が直接お届けすることも可能です。取り付けもご依頼があれば、その場で施工することも可能です。

 

新しい店舗や事業所を開設予定の方はもちろん、古くなった看板のリニューアルを検討されている方も、ぜひ当社までお問い合わせください。

 

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