コラム COLUMN

2020年 7月8日 チラシの作成や印刷を行うときのポイント

チラシは、集客や販売促進などをサポートするツールとして有効な広告手段の一つです。

 

チラシの効果を高めるには、デザインや内容をしっかり検討することはもちろんですが、使用する紙のサイズや厚みによって受け取った側の印象が変わりますから、細かな部分までこだわることが大切です。

 

今回は、チラシの目的を最大限に発揮するための「チラシづくりのポイント」を紹介しましょう。

 

そもそもチラシとは

チラシとは、自社の商品やサービス、イベントなどの宣伝を目的とした印刷物。

新聞の折込チラシをはじめ、郵便受けに投函するポスティング、街頭で配布されるビラなど、さまざまな種類があり、多くの人の目に留まることで広告効果が発揮されます。

 

最近では、ホームページに掲載される電子チラシ(Webチラシ)も増えていますが、手元に残せて子どもから高齢者まで目にする紙媒体のチラシにこだわるお客様も多くいらっしゃいます。

 

ちなみに、チラシの語源は「散らし」、つまりバラまくという意味からついています。

似たような紙媒体にフライヤーがありますが、これは「飛ぶもの」という意味で、かつて飛行機からチラシをバラまいたことから、その名がついたといわれます。

 

チラシ作成のヒント

チラシをつくる際には、

・誰に見て欲しいか

・どんなことを知って欲しいか

という点を明確にすることが重要です。

 

具体的には、以下の3点についてしっかり検討したうえで、内容を固めていきましょう。

 

見てもらいたいターゲットを決める

まずは、商品やサービスの魅力を伝えたいターゲットを決めます。

 

自社の商品やサービスにも、年齢、性別、職業、居住エリア、所得などのターゲットが決まっているはずです。

スーパーの特売チラシなら、「30~60代の主婦(女性)で、店舗から半径5km圏に住んでいる人」などがメインターゲットになるでしょう。

 

ターゲットが異なると、伝えたいメッセージも変わります。

チラシを見ている人が、どんな文言に心を動かされるかを考えながら、内容を検討していきましょう。

 

掲載したい項目を決める

チラシに掲載したい情報を列挙していきます。

 

最低限必要な項目といえば

・商品・サービス名

・商品・サービスの内容

・社名

・連絡先(アクセス方法)

などがあります。

 

キャンペーン告知なら、キャンペーン内容や対象となる商品・サービス、期間などの情報も必要でしょう。

 

言葉や画像だけでは伝わりにくい商品やサービスの場合、利用シーンを併せて掲載するのも効果的です。

「利用者の課題・悩み」「利用者の声」などを掲載するのも一手。チラシを見た人に共感してもらうような工夫があると、販売効果のアップが期待できます。

 

項目に優先順位をつける

掲載したい内容が決まったら、それぞれの情報に優先順位をつけていきます。

 

限られた紙面のなかで何をいちばん前に打ち出すか、補足として必要な情報をどこに掲載するかなど、チラシのレイアウトを決めるうえでも大切な作業です。

 

たとえば、特売の商品を大きく掲載する、価格は赤で目立たせるなど情報にメリハリをつけて、伝えたいことが伝わるレイアウトを検討していきましょう。

 

紙の種類について

チラシは、光沢紙(コート紙)、マット紙、上質紙などの用紙を用いるのが一般的です。

チラシを受け取った側の印象は紙質によっても変わるため、用紙選びもこだわりたいポイントの一つです。

 

光沢紙(コート紙)

表面に光沢がある用紙で、新聞の折込チラシなどでもよく見かけます。

写真が美しく映えるため、画像を重視したい商品やサービスを中心にあらゆる用途に使えます。

 

マット紙

ツヤ消ししたような、光沢感をおさえた用紙です。

表面にテカリがないため、上品で落ち着いた印象を与えます。高級マンションのチラシや演奏会の宣伝などに使われることが多いです。

 

上質紙(普通紙)

何も加工していない一般的な用紙で、さまざまな用途に使えます。

コストの安い用紙ですが、親近感をわかせたり格安感をイメージさせたりするために、あえて普通紙を用いるケースもあります。

 

紙の厚みついて

紙質に加え、用紙の厚さも受け取った側の印象に影響を与えるポイントの一つです。

 

たとえば、高級感を演出したい商品やサービスなら厚みのある用紙が使われることが多いですし、逆に格安感をイメージさせる場合には薄手の用紙を用いることもあります。

 

厚さは各用紙の後ろに「kg」で表示されています。

一例を挙げると、「A4光沢紙(90kg)」「B5マット紙(70kg)」などがあり、数値が大きいほど厚い紙になります。

 

一般的なチラシでは90kg前後の用紙が多いですが、新聞の折込チラシだと70kg前後の薄いものが、また高級感を演出したいチラシなら135kg以上のものが使われる傾向にあります。

 

なお、厚い紙は用紙コストだけでなく郵送費が高くこともあります。トータルコストも考えたうえで、厚さを選ぶこともポイントです。

 

チラシのサイズについて

チラシのサイズは、実に多種多様です。JIS規格で定められたA判・B判だけでなく、正方形など規格にとらわれないチラシもあります。

 

規格サイズのなかで最もポピュラーなのがA4サイズで、折込チラシやポスティングなど、さまざまな広告に使われます。

 

多くのチラシは、A3からB8までのサイズ内に収まっているようです。以下に、用途別のサイズについて一例を紹介します。

 

・新聞折込チラシ:A3、A4、B4、B5

・ポスティングチラシ:A4、B4、B5

・イベント用チラシ:A4、A5、B5、B6

・案内状:A4、B5

・ライブ用フライヤー:A5、A6、B6

・ポストカード:A6、A7、B8

 

なお、大きいチラシを制作する際には、二つ折りや三つ折りなど折り加工が必要なことがあります。印刷会社に依頼する際にはその作業費用がかかることも考慮しておきましょう。

 

チラシの配布について

これまでにも紹介したように、チラシの配布方法には新聞折込、ポスティング、駅前などの集客地でビラ配りなど、ターゲットや目的によって異なります。

 

折込チラシは、新聞配達店に依頼して新聞のあいだに挟んで配布してもらう方法です。

ターゲットを配達店の地域でしぼりこめることから、スーパーや家電量販店、不動産会社などが多く用います。ただし、配達店への手数料がかかります。

 

より安く配布するなら、ポスティングが良いでしょう。

会社の近隣などにある住宅ポストに投函する方法で、その作業を社員に任せれば費用はかかりません。飲食店、学習塾、水道修理など各種修理業者が多く用いる手法です。

 

イベントの告知なら、会場近くの駅前や街頭でビラを配布するのも効果的です。

 

このほか、店舗やオフィスの窓口などにチラシを設け、利用者にさまざまな商品やサービスを知ってもらうチラシ(フライヤー)もあります。

銀の汐メディアワークスのチラシ印刷について

銀の汐メディアワークスでは、店舗でも企業でもアピール効果絶大のチラシ作成をサポートいたします。

 

どのようなチラシを作成したいかご要望を伺ったうえで、デザインや紙質などをご提案。

定型サイズだけでなく、正方形などの変形サイズにも対応可能で、より細かなご要望にもお応えします。部数も、小ロット(1枚から)でも可能です。

 

納期は、デザイン校了後1週間から10日ぐらいで、ご希望の場所に納品します(デザインにこだわりがある場合や特殊な紙を使用する場合は、発送までの日数が増えることもあります)。

 

配送は運送便にてご希望の場所へお届け(別途送料)。広島市近郊であれば、当社が直接お届けすることも可能です。

 

また、新聞配達店へ折込手配も銀の汐メディアワークスにお任せください。

 

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